皆さん、「介護」と聞いてどんな 印象をお持ちですか?
「介護」と聞くととても重く聞こえ、大変なことと思われがちですが、もう少し気楽に考えていただければと思います。

 我々、カサディはちや牧の原の職員は、「入居者様と一緒に生活している家族の一人なんだ」という気持ちを持ち、入居者様のことを知り、ご家族の想いを酌み取り、家族の一人として同じ目線で物事を考え接することを心がけております。

 また、「~してあげない優しさ」もとても大事なことだと考えております。 何でも手助けしてしまうことが優しいわけではなく、手助けすることで残存機能が低下し、その方の行動意欲まで奪ってしまうことにも繋がりかねません。 あえて「~してあげない」ことがADL(日常生活動作)を維持し、「まだ私にもできる」、「若い者には負けない」…といった気持ちの ”張り” にも繋がっていきます。

 だからといって手助けしないで見守っていることも辛いのですが…。
これも入居者様のことをよく理解しなくてはできない介護方法だと思います。

 そんなことを日々考えながら、入居者様、ご家族様の立場になり、カサディはちや牧の原に集う皆さまといつまでも共に「悩み」「笑い」「泣き」「喜び」合える関係でありたいと願い、日々の生活支援を提供していきたいと思っております。