私は、何年か前体調を崩して入院をしたことが あります。その際、看護・介護を "受ける側" の立場を経験しました。その時の感情、思い等は今でも鮮明に覚えています。具体的にこうです、とは答えられないですが、今後 "介護" を考える上でその経験は必ず影響を及ぼしていくのではないかと思います。

 その経験を踏まえつつ、私が常日頃念頭に置いている "理想は高く!" を実践することにより、より質の高いサービス、より利用者様のニーズに添ったケアに近づけるのではないかと考えております。「こんなことできないかなぁ?」「これやってみたら楽しいじゃん!」とポジティブな妄想?を働かせながら日々過ごすことが、前向きに生きていく糧となること間違いなし!と私自身は感じております。

 このカサディはちや牧の原で自分らしく生活をして頂く為にはどうしたら良いか…。現在の利用者様の状態、施設に求められているニーズ、生活歴等々、様々な情報を元にご本人を交えながら各職員と模索、検討を重ね皆様と向きあっていけたらと思います。